2022年8月10日水曜日

見どころあり過ぎの舘林旧市街ウォーキングコース



 今日もまた激しく熱い一日が始まろうとしていた
今日は舘林の旧市街地を歩くコースだ

ここも駐車場が無料で、朝早くから駐車できる。
素晴らしい!
街中でも工夫次第でよいコースになるお手本のようなコースだ

今日はその駐車場に停めた時点から半端ない暑さだ
まだ時間は7時ちょうどなのにもう燃えそうだ



この駐車場をしばらく歩くと⇩のちょっと変わった建物が見えてくる

ここが今回の起点となって、このコースはそのほとんどが神社仏閣で占められえている

たった4キロをぐるっとめぐるだけで回り切れないほどの神社や寺、稲荷がひしめいている

ここまでの神仏をこの一握りの区画に集めた原因は
一体何だったのだろう
確かに城があればそこの近くには神社や寺ができやすい
だがあまりにも多い気がする


しかもどの神社にも、寺にも人が通っている
様子がうかがえる
清掃がなされ、供物が置かれ
まちの人々が心を寄せているのが
とても神聖な感じがして安心できる
信仰は道徳だ

道徳のない社会など無法の街
人の心は荒み、隣人をいつくしむ生活などなくなるからだ
道徳のある町はルールも重んじられるそれもまた安心だ

舘林駅が改装された時、広場整備で移築された
お寺の、いわれのある井戸だけが駅前にある
そこの草取りをしている方々
こういった活動があるからこそ
美しさを保てるのだろう



どの寺も神社も、朝なので誰かしか掃除をしている
そして盆が近いせいか、参拝の人もいる
盆の前の寺は植栽もきれいに整え
参拝の方を気持ちよく迎える



街の片隅にそっと佇む稲荷「出世稲荷」と地図にはある
かわいらしいが人の祈りが感じられる
コース上には紹介がない寺もある

コースにないとは入れない気がして行けなかったが、書いてあったとしても廻りきれないかもしれない

もちろんこのコースにはそれ以外の見どころもある


舘林駅はデザインがレトロで素敵だ
しかも大きくてきれい
駅のロータリーを挟んで反対側にバス停がある

そのバス停とトイレが一体化されていて、何ともおしゃれ


「ぶんぶく茶釜」から社名を変えたと言われる酒屋さんがある

帰り道千代田を通ったらこの酒屋の工場を見つけた
ここは店舗だけのようだ


少し歩くとまた寺が…数十歩で神社が…
と忙しすぎるコースで、ウォーキングするのがメインのはずが、ほとんど観光になっている

歩くことがメインならばこのコースは物足りない
おかげで今日は全然疲労感がない


こんなに整備され、信仰心の熱いこの町なにの
一つだけ…一か所だけものすごく悲しかった神社がある


青梅神社だ
こんなに立派な松が荒れ放題だ。
今まで行ったこの辺りの神社の杉のご神木は立派だったが
ここまで立派な姿の松はどの神社にも寺にもなかった


とても立派な細工も施された神社なのに、
参道は草だらけ、狛犬さんには蜘蛛の巣がたくさん


信仰心はなくても
罰当たりなんじゃないの?!って思えてしまう

それが⇩

昔の交通安全の看板の柱(たぶん)
そしてあの黄色い網は…
ごみ置き場(これはありえない)


そうそうウォーキングに来ていたんだ…この町の事は関係ないじゃないか…

でもこの参道がコースなんだよねー

ぎょっとしてしまったのは本当
こんなにかわいい狛犬ちゃんがいるのに
残念だったなぁ


ということでぐるっと回って駐車場に戻ってきた


今回の舘林旧市街のコースはウォーキング歩数は8,000歩弱
歴史好きでこういう神社仏閣は信仰がないのに大好きな私としては
歩きに来ているのを忘れてしまう
いいコースなのに、✕なコースでしたー

ものすごく暑かったけど、休んでばっかりで疲れなかったね

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